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気管支喘息のフェノタイプについて

Ⅰ.トリガーとなる因子から ウイルス感染により誘導される小児気管支喘息


掲載誌
喘息 Vol.23 No.2 20-27, 2010
著者名
吉原 重美
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
呼吸器 / アレルギー・免疫 / 小児疾患 / 感染症
診療科目
アレルギー科 / 小児科
媒体
喘息

「Summary」 気管支喘息のフェノタイプについて, ウイルス感染により誘導される小児気管支喘息(virus-induced asthma)について述べる. 乳幼児の喘息はウイルス感染によって誘発される喘息が多く, 気道リモデリングを起こす可能性も報告されている. そのため, JPGL 2008あるいはPRACTALL Consensus Reportでは, 喘息における誘発因子の1つとしてアレルゲンとともに気道ウイルス感染を重要視している. 本稿では, RSウイルス(RSV)について筆者らの成績を中心にその重要性についてまとめた. RSV気道感染で起こる(1)クレオラ体陽性の乳児は, 5年以内に喘息になりやすい, (2)遺伝的にTh1系のサイトカインであるインターフェロン(IFN)-γ産生障害がある場合喘息になりやすい, (3)抗RSVヒト化モノクローナル抗体であるパリビズマブ投与により3歳までの反復性喘鳴が抑制されるなどの成績から, virus-induced asthmaに対する早期介入が必要と考えられる. 現在, さらにRSVによる気道感染と本邦特有のダニによるアトピー型喘息発症との関連性の有無が注目されている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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