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One airway,one disease
スギ花粉症と喘息に連関性はあるか?

掲載誌
喘息 Vol.23 No.1 38-43, 2010
著者名
中込 一之 / 永田 真
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
呼吸器 / アレルギー・免疫 / 耳鼻科疾患
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / アレルギー科 / 耳鼻咽喉科 / 老年科 / 小児科
媒体
喘息

「Summary」スギ花粉症と喘息に連関性があるか?答えはyesである. 近年One airway, one diseaseの概念が提唱され, 上気道と下気道のアレルギー疾患で発症や病態形成が互いに連関する可能性が示唆されている. スギ花粉症においては, 喘息合併患者の約3分の1~2分の1で花粉による喘息症状悪化がみられ, ピークフロー値も低下する. この連関は, スギ花粉症の罹患率の低い地域でも同様に観察される. 両者の連関を念頭に置いた治療のポイントとしては, (1)ステロイド点鼻薬などの鼻治療により喘息症状が改善しうる, (2)ロイコトリエン受容体拮抗薬やアレルゲン免疫療法は両者に有効であり, 積極的に適応を考慮する, などが挙げられる. 「I 上気道と下気道の連関」気管支喘息とアレルギー性鼻炎が合併する比率は高く, アレルギー性鼻炎の30~40%に気管支喘息の合併が, 気管支喘息の50~80%にアレルギー性鼻炎の合併がみられる1). アレルギー性鼻炎は気管支喘息発症の独立した危険因子と認識され, アレルギー性鼻炎制御による喘息発症予防の可能性も示唆されている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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