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特集 骨代謝マーカーⅣ

Ⅳ.骨代謝マーカーの今後の課題と将来展望 4.骨代謝マーカー測定の新たな技術開発―骨代謝関連バイオマーカーの将来―

菊地渉吉川泰生森和雄三浦雅一

THE BONE Vol.33 No.2, 111-115, 2019

骨代謝マーカーの測定法は,抗原と抗体の免疫反応による免疫測定法が中心である.全自動免疫測定装置の開発も目覚ましく,検査室への導入が進んでいる.既存の骨代謝マーカー以外に新たなバイオマーカーとしては,IFCC C-BEはスクレロスチンおよび線維芽細胞増殖因子23(fibroblast growth factor 23:FGF23)を候補として挙げている.一方,骨折予測が可能なバイオマーカーとしてカテプシンK生成ペリオスチンフラグメント(K-Postn)が,有力候補となるかもしれない.骨代謝マーカー測定に関する新たな技術開発して,臨床現場即時検査(point of care testing:POCT)が注目されている.骨代謝マーカー測定結果の迅速なフィードバックが,ロモソズマブ,abaloparatideのような骨代謝マーカー変化が短時間の骨粗鬆症治療薬のモニタリングとして有用となるかもしれない.
「KEY WORDS」bone turnover marker,osteoporosis,immunoassay,point of care testing

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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