MEDICAL EYE
副甲状腺ホルモン(PTH)製剤と活性型ビタミンD₃製剤(エルデカルシトール)の併用投与による骨形成作用
掲載誌
THE BONE
Vol.33 No.1 3-8,
2019
著者名
長谷川 智香
/
山本知真也
/
宮本幸奈
/
邱紫璇
/
網塚 憲生
記事体裁
連載
/
抄録
疾患領域
骨・関節
診療科目
整形外科
媒体
THE BONE
骨粗鬆症治療薬である副甲状腺ホルモン(PTH)製剤と活性型ビタミンD₃製剤(エルデカルシトール)は,いずれも骨形成を誘導する薬剤である.我々は過去に,PTHが前骨芽細胞の増殖と骨芽細胞による骨形成を促進すること,また,エルデカルシトールが前骨芽細胞の分化亢進と増殖抑制および骨芽細胞による局所的な骨形成,すなわち,ミニモデリングを誘導することを報告してきた.これらを踏まえて,PTHとエルデカルシトールの併用投与による骨形成作用について,閉経後骨粗鬆症モデルである卵巣摘除(OVX)ラットを用いて解析した.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。