骨粗鬆症の薬物治療は骨密度,既存骨折,年齢,骨折家族歴などに基づいて骨折リスクを総合的に判断して開始される.治療効果の判定については骨密度や骨代謝マーカーそれぞれの特徴を理解しながら有効に活用することが望まれる.骨密度は測定部位によって薬物治療による変化の大きさが異なり,腰椎や大腿骨近位部の測定が比較的変化を捉えやすい.
「KEY WORDS」原発性骨粗鬆症,薬物治療開始基準,治療効果判定,骨密度,骨代謝マーカー
「KEY WORDS」原発性骨粗鬆症,薬物治療開始基準,治療効果判定,骨密度,骨代謝マーカー