特集 筋骨格系と小胞体ストレス
Ⅰ.小胞体ストレスの基礎 3.小胞体ストレスの生体イメージング
THE BONE Vol.32 No.2, 35-41, 2018
生きている状態そのままで生命現象を捉えることは生命科学研究において大切なことであり,そのための生体イメージング技術は近年になり急速に進んでいる.その技術を上手く活用することで,ある種の疾患については原因究明や治療法開発に役立ちつつある.この技術を支えるものに光レポーターを導入したモデル動物があるが,小胞体ストレス研究の世界でも開発・利用が盛んになってきた.そこで本稿では,今日までに筆者が開発してきたレポーター遺伝子やモデルマウスの原理や有用性について紹介する.
「KEY WORDS」レポーター遺伝子,モデルマウス,蛍光,発光,可視化
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