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特集 生活習慣病と骨粗鬆症 ―最新の基礎研究と臨床のトピック―

Ⅰ.生活習慣病としての骨粗鬆症 5.食習慣からみた骨粗鬆症と骨折

上西一弘

THE BONE Vol.31 No.4, 41-45, 2018

骨粗鬆症は「骨強度の低下を特徴とし,骨折のリスクが増大しやすくなる骨格疾患」と定義されている.骨強度は骨密度と骨質からなり,骨密度には主にカルシウム,ビタミンD,ビタミンKがかかわる.近年は,骨質の点から,ビタミンC,ビタミンB6,B12,葉酸などの水溶性ビタミンのかかわりが注目されている.
骨粗鬆症の治療に際しても薬剤の効果を最大限に発揮させるため,カルシウム,ビタミンDの適正な摂取は基本である.
「KEY WORDS」骨粗鬆症,骨折,栄養素,食習慣

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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