ビスホスホネート製剤は破骨細胞の骨吸収を抑制する薬剤であり,最もよく使われている骨粗鬆症治療薬の一つである.今回我々は,ビスホスホネート製剤の使用を急に中止した場合に骨吸収のリバウンドが起きるか,また,骨芽細胞や骨細胞に対してどのような組織学的影響が及ぶのかを明らかにすることを目的として,1mg/kgのアレンドロネートをマウス腹腔内に10日間連日投与し,その後,投与を中止して,12時間,1,2,3,4日後の大腿骨・脛骨の組織変化を観察した1).
MEDICAL EYE
ビスホスホネート投与および投与中止後の骨芽細胞・骨細胞の組織学的変化
掲載誌
THE BONE
Vol.31 No.4 3-8,
2018
著者名
坪井香奈子
/
長谷川 智香
/
邱紫璇
/
網塚 憲生
記事体裁
抄録
疾患領域
骨・関節
診療科目
整形外科
媒体
THE BONE
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。