特集 フレイルとロコモティブシンドローム
Ⅱ.ロコモティブシンドローム 5.ロコモ予防としての子どもの運動器検診―なぜ子どもの頃からロコモ予防が必要か―
THE BONE Vol.31 No.3, 83-88, 2017
運動しすぎる子どもとしない子どもの二極化が社会問題となっており,将来的なロコモティブシンドローム(ロコモ)が懸念される.学校における運動器検診結果から運動器の推定被患率は約10%であった.したがって,運動器の形態異常・機能不全を早期に発見し,健全な運動器の発育・発達をサポートし,さらに学童期における運動器疾患を予防することが,体力・競技力向上や将来のロコモ予防へ繋がると考える.
「KEY WORDS」ロコモティブシンドローム/運動器/検診/予防/子ども
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。