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特集 フレイルとロコモティブシンドローム

Ⅱ.ロコモティブシンドローム 2.ロコモの判定法

大江隆史

THE BONE Vol.31 No.3, 63-68, 2017

ロコモの判定は,「ロコモ度テスト」で行う.これは立ち上がりテストと2ステップテストという2種の運動機能テストと自記式の質問票ロコモ25の3つのテストからなる.これらに各々2段階の臨床判断値を設定し,それによりロコモの始まりである「ロコモ度1」とロコモが進行した「ロコモ度2」を判定する.これを用いたコホート研究では40歳以上の日本人のうち,「ロコモ度1」と「ロコモ度2」に該当する者は各々4,590万人と1,580万人と推計された.
「KEY WORDS」ロコモティブシンドローム/ロコチェック/ロコモ度テスト/要介護者数/身体的フレイル

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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