特集 フレイルとロコモティブシンドローム
Ⅰ.フレイル 4.認知的フレイル
THE BONE Vol.31 No.3, 41-44, 2017
認知的フレイルは2013年のIANAとIAGGの国際コンセンサスグループにおいて,身体的フレイルと認知機能障害(CDR=0.5)が共存すること,認知症でないことが要件とされた.両者の関係について,認知機能障害者は身体的にフレイルになりやすく,逆に身体的にフレイルな高齢者は認知機能も低下しやすいことが報告されている.今後,介入効果を含めて,身体的フレイルと認知的フレイルの関係についてさらなる研究が必要である.
「KEY WORDS」サルコペニア/身体的フレイル/介護予防/運動介入
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