MEDICAL EYE
ミノドロネートの骨組織分布および破骨細胞に対する作用
掲載誌
THE BONE
Vol.30 No.4 3-7,
2017
著者名
本郷 裕美
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佐々木宗輝
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長谷川 智香
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坪井香奈子
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網塚 憲生
記事体裁
抄録
疾患領域
骨・関節
診療科目
整形外科
媒体
THE BONE
ミノドロネートはわが国で開発されたビスホスホネートであり,月1回経口製剤として骨粗鬆症患者に用いられている.ミノドロネートは,1回の投与で効果が持続すること,また,酸性環境下ではハイドロキシアパタイトとの結合性が低いことが報告されている1).そこで筆者らは,マウスにミノドロネートを投与後,破骨細胞や骨芽細胞の状態を組織化学的に検索するとともに,骨組織におけるミノドロネートの局在について同位体顕微鏡を用いて観察した2).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。