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特集 CKD-MBD

1.CKD-MBDとは

CKD-MBD

金井厳太深川雅史

THE BONE Vol.29 No.4, 19-22, 2015

腎臓は生体の恒常性を保つために重要な役割をもつ.リンやカルシウムを含むミネラルバランスにおいても腎臓は少なからず影響を与えている.そのため慢性腎臓病ではミネラル代謝障害をきたし二次性副甲状腺機能亢進症などによって骨障害あるいはそれに伴う全身の異常を生じることになる.近年この慢性腎臓病に伴う骨ミネラル代謝異常が骨折リスクとなるだけでなく生命予後に影響を及ぼすことが明らかとなった.
「はじめに」腎臓は生体のミネラルバランスを保つために重要な役割を担っており,そのため慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)患者では,ビタミンD活性化やカルシウム(calcium:Ca)とリン(phosphate:P)を含むミネラル代謝障害をきたし,活性型ビタミンD産生低下,二次性副甲状腺機能亢進症などによって骨代謝回転,骨量,骨石灰化のさまざまな変化に伴う骨障害あるいはミネラル代謝を介した全身への異常を生じる.
「key words」CKD-MBD,二次性副甲状腺機能亢進症,腎性骨症,骨粗鬆症,FGF23

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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