【特集 骨バイオイメージング】
Ⅰ.静的イメージング 4.骨細胞の3次元解析
Three-dimensional morphometric analyses of osteocyte morphology and function
掲載誌
THE BONE
Vol.28 No.2 59-66,
2014
著者名
飯村忠浩
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌
/
骨・関節
診療科目
整形外科
/
リウマチ科
/
産婦人科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
/
放射線科
媒体
THE BONE
骨細胞は骨に加わる荷重のメカノセンサーとして働き,その近傍で骨リモデリングに関与していることが明らかになってきた.骨細胞のメカノセンシングシステムは,細胞突起を介した骨細胞間のネットワーク(骨細胞ネットワーク)と骨小腔・細管系との相互作用として伝えられると考えられ,その理解にはin vitroあるいはin situでのトポロジカル(3次元形態学的)な観察が重要である.本稿では,骨細胞および骨小腔の微細構造の可視化・定量化に関する研究について概説する.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。