【特集 骨バイオイメージング】
特集にあたって 「骨バイオイメージング」の現状と未来
掲載誌
THE BONE
Vol.28 No.2 35-36,
2014
著者名
今村健志
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌
/
骨・関節
診療科目
整形外科
/
リウマチ科
/
産婦人科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
/
放射線科
媒体
THE BONE
最近の技術革新によってバイオイメージング技術は急速に進歩し,なかでも蛍光技術を駆使したバイオイメージングの生命科学研究における応用が爆発的に進んでいる.骨研究領域においても蛍光バイオイメージング技術の応用が期待されるが,骨が硬い石灰質に囲まれた硬組織であるが故に光を通しにくく,その応用は難しい.具体的には,骨組織は,高散乱体であり,屈折率差が大きいという光学的特性があるために,深部観察が困難であるという問題を抱えている.本特集では,骨バイオイメージングとそれを囲むさまざまなイメージング技術の現状を紹介し,その問題点を洗い出し,2光子励起顕微鏡をはじめとした新技術の進歩と将来の展望を議論する.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。