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【特集 骨代謝調節の新たな展開】
特集にあたって

掲載誌
THE BONE Vol.27 No.4 19, 2013
著者名
高橋直之
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 膠原病・リウマチ性疾患疫 / 骨・関節
診療科目
一般内科 / 整形外科 / リウマチ科 / 産婦人科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 泌尿器科 / 老年科
媒体
THE BONE

多数の論文が公表されるなかで, どの論文が重要な情報を提供しているかを見極めることはなかなか困難である. インパクトファクターが高い雑誌に掲載された論文が重要な情報を提供しているとは限らない. 原著論文を読み, 自らがその重要性を位置付けることに勝るものはないが, すべての論文を精読することは不可能である. そのため, 重要な情報を得る手段として, 私達は総説(Review)を読む. よい総説を読むと原著論文を読んだときとは別の感慨を覚えることがある. おそらくそれは, 執筆者の深い洞察や思いがその総説に記されているからであろう. 原著論文の抄録をまとめたような紹介ではなく, その論文をどのように評価したか, その意味するものは何かをより明確に書いているためである. 「骨代謝調節の新たな展開」と銘打った本特集は, これまでの特集「骨代謝研究の最近のトピックス」や「骨形成と骨吸収の最近のトピックス」の流れをくむものである. 2012年4月号の「骨代謝研究の最近のトピックス-基礎と臨床-」(田中栄先生編集)から1年半後に, 新しい内容で本特集を組むことができた. 骨代謝研究の進展の速さを実感できるのではないだろうか. 特に, 骨粗鬆症治療薬の新しい展開には目を見張るものがある. 生物学的製剤である抗RANKL抗体と抗スクレロスチン抗体, 骨吸収抑制薬であるカテプシンK阻害薬, 骨量増加作用を有するPTH製剤, そして骨量増加作用がより顕著な新しい活性型ビタミンD製剤が登場した. さらに, 骨吸収抑制薬と骨形成促進薬の逐次療法・併用療法に関する研究結果も蓄積されてきた. 今後は個別状態に応じたより適切な治療が可能になるであろう. 今回の特集では, 基礎と臨床のテーマを取り上げ, エキスパートの先生方に執筆していただいた. 項目を並べるとやや一貫性を欠く印象もあるが, 「新たな展開」という言葉に免じてお許し願いたい. どの項目も執筆された先生方の思いが書かれており, 素晴らしい総説に仕上がっている. 執筆された先生方に深謝する. 本特集が骨代謝研究と骨粗鬆症治療の新しい流れを理解する一助となることを期待したい.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
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