<< 一覧に戻る

特集 疼痛治療の最近の進歩と骨・関節疾患

オピオイド鎮痛薬

榎本達也

THE BONE Vol.27 No.1, 45-47, 2013

オピオイドががん性疼痛のみに用いられる時代ではなくなった. オピオイド鎮痛薬の適応は近年拡大している. 骨, 関節疾患による慢性疼痛にもオピオイドを使用できるし, 処方する医師も増えてきている. しかしながら, オピオイド不正使用による乱用や副作用による死亡など懸念されることは多い. 適切な患者選択, 適切な投与量, 形態を熟知した医師が処方するべきであり, いたずらに処方されるべきではないと考える. 「はじめに」ここ数年のオピオイドの発展には目を見張るものがある. オピオイドは種類も形態も多くなり使いやすいものに進歩してきた. そして我々ペインクリニシャンが最も恩恵を受けているのは, オピオイドの非がん性疼痛への適応が拡大したことである. 本稿では非がん性疼痛に適応となったオピオイドについて焦点をあて, 最近発売となったオピオイド鎮痛薬の使用方法, 注意点, などを述べる. 「非がん性慢性疼痛へのオピオイドの適応と注意点」先述したように, 近年, 非がん性疼痛に対するオピオイド治療の選択肢が増えてきた(表1)1).

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る