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【特集 痛風をめぐる諸問題】
メタボリックシンドロームにおける高尿酸血症の意義

掲載誌
THE BONE Vol.26 No.3 65-69, 2012
著者名
益崎 裕章 / 仲村英昭 / 池間朋己
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器 / 高血圧 / 代謝・内分泌 / 糖尿病 / 骨・関節
診療科目
一般内科 / 循環器内科 / 整形外科 / リウマチ科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科
媒体
THE BONE

肥満症や2型糖尿病, 慢性腎臓病に伴う無症候性高尿酸血症が心血管疾患や脳卒中などの心血管イベントのリスクを増大させ, 脂肪組織や血管構成細胞などの組織機能障害を誘導する可能性が注目されている. メタボリックシンドロームの病態では脂肪組織や血管組織をはじめ, 主要な臓器におけるキサンチンオキシダーゼの酵素活性が亢進している. キサンチンオキシダーゼは生体内で産み出される酸化ストレスの主要なソースの一つであり, 特に虚血や組織侵襲などで傷ついた組織において活性酸素の産生に関与している. 「新たな治療ターゲットとしての無症候性高尿酸血症」血中において, 尿酸はビタミンCに匹敵する強力な抗酸化作用を有しており, 他の哺乳動物のなかでも血清尿酸値が相対的に高値を示すヒトにおける平均寿命の長さを説明する要因の一つといわれる. ヒトでは尿酸がプリン体合成経路の最終産物となるが, 霊長類やげっ歯類などの他の哺乳類, 鳥類などにおいては尿酸をさらに水溶性の高いアラントインに代謝する尿酸酸化酵素(尿酸オキシダーゼ)が存在するため, ヒトと比べるとはるかに低い血清尿酸値を示す.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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