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骨免疫学Ⅱ
破骨細胞はなぜ骨だけで形成されるのか?

掲載誌
THE BONE Vol.23 No.4 31-35, 2009
著者名
高橋直之
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
代謝・内分泌 / 骨・関節
診療科目
整形外科 / 糖尿病・代謝・内分泌科
媒体
THE BONE

従来, 破骨細胞の形成部位はRANKLとM-CSFの発現部位が決めると考えられてきた. しかし, さまざまな実験結果は, RANKLとM-CSFの発現部位が破骨細胞の出現部位を決定するのではないことを示している. 骨芽細胞はRANKLとM-CSFを発現する以外に, 細胞周期の停止した破骨前駆細胞(QOP)をホーミングさせる. すなわち, QOPの分布が破骨細胞の形成部位を決定する. さらにQOPの解析結果は, 破骨細胞の起源と分化機構に新しい考え方を提示している. 「破骨前駆細胞の細胞周期と破骨細胞への分化」破骨前駆細胞は, 骨組織で増殖することなく破骨細胞に分化する. 1962年, FishmanとHay1)は, イモリを用いた破骨前駆細胞の形質に関する興味深い実験結果を報告した. イモリの肢は切断しても再形成される(図1). 切断後5日目に骨芽細胞が出現し, 骨形成が開始される. 一方, 破骨細胞は切断後10日目に出現する. 彼らは, 3H-チミジンをさまざまな時期に投与して, 再生肢に出現する骨芽細胞と破骨細胞の核に取り込まれた3H-チミジンをオートラジオグラフィ法で検出した.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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