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骨免疫学Ⅱ

特集にあたって

高柳広

THE BONE Vol.23 No.4, 23-24, 2009

骨免疫学(osteoimmunology)という研究分野名がはじめて用いられてから9年が経った. Yongwon ChoiがNature誌の論説中でこの言葉を用いた当時, その一言がこれほどの影響を及ぼすとは誰も予想していなかった. 従来, 骨代謝学は骨に関係する臨床科や歯科など, 限られた研究者の中だけで議論されることが多かった. しかし, 最近は, 専門の枠を越え一般誌に多数, 骨に関する論文が掲載されるようになった. その理由としては, 骨代謝学が, 先端的な手法を取り込んでサイエンスとして発展し, 多くの読者に訴えかける内容を含む重要な分野であることが認められるようになったためだが, 特に, 骨免疫学という枠組みができたことで, これまで免疫学に重点をおいてきた研究者にとっても, 骨の領域に踏み込むハードルが下がり, 分野相互の交流が急速に進んだことも一因であった. 今では, 定期的に国際会議が開催され, 国内外の学会でも骨免疫学を冠したシンポジウムが多数行われるようになった.

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