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医学・薬学 人物往来

第4回 腫瘍内科とIVR

室圭荒井保明

Pharma Medica Vol.41 No.4, 68-71, 2024

 はじめに荒井先生より、画像下治療(Interventional Radiology:IVR)の歴史についてご紹介をお願いします。
荒井 IVRという概念が普及し始めたのは今から半世紀前、1970年代のことです。カテーテルや針を用いて経皮的に病巣に接近、到達して行う画像下治療は画期的であり、幅広い領域で注目されたものです。日本では1980年代に入り、熱心な先達が海外の先生を招聘するなどして普及に尽力されてきました。よって私はIVRの歴史においては、第2世代の位置づけとなります。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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