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特集 乾癬を見直す~臨床薬理学の観点から~
乾癬の最新治療 ③生物学的製剤

掲載誌
Pharma Medica Vol.39 No.10 57-61, 2021
著者名
朝比奈 昭彦 / 梅澤 慶紀
記事体裁
抄録 / 特集
疾患領域
皮膚疾患 / 骨・関節
診療科目
皮膚科 / 整形外科
媒体
Pharma Medica
Key Words
乾癬,乾癬性関節炎,TNF阻害薬,IL-17阻害薬,IL-23阻害薬

生物学的製剤(以下,バイオ)は,わが国では2010年に使用が開始され,乾癬治療に大きな変革をもたらした。2021年時点で,使用可能なバイオは10種存在する。その使用は,「乾癬における生物学的製剤の使用ガイダンス(2019年版)」¹⁾や「乾癬性関節炎診療ガイドライン2019」²⁾に基づき行われている。バイオは,乾癬の病態に重要な役割を果たすサイトカインの作用を抑制することで効果発現する(図)。主標的とするサイトカインによって,主に3系統(TNF阻害薬,IL-17阻害薬,IL-23阻害薬)に分けられる。 バイオの利点は,①高い有効性を認めること,②臓器障害の頻度が低いこと,③従来の治療で難治であった重症例,難治例に有効性を認めること,④投与回数が少なく,利便性が高いこと,などがあげられる。また,従来の治療法は,医師の経験差によって「さじ加減」があり,担当医によって効果の差異を認めることも少なくなかった。しかしながら,バイオでは用量・用法のプロトコールが決まっており,バイオ治療の効果の差異は医師間でほとんど認めない。今後のバイオ治療の課題の1つは,個々の症例に合ったバイオをいかに選択するかである。本稿では,各バイオについて,臨床試験結果と治療経験に基づき,各薬剤の有効性,特徴,課題について概説する。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
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