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特集 アトピー性皮膚炎 Basic & Clinical, Perspective
アトピー性皮膚炎に対するバリシチニブによる治療

掲載誌
Pharma Medica Vol.39 No.7 55-62, 2021
著者名
常深 祐一郎
記事体裁
抄録 / 特集
疾患領域
皮膚疾患
診療科目
皮膚科
媒体
Pharma Medica
Key Words
アトピー性皮膚炎,バリシチニブ,経口ヤヌスキナーゼ阻害薬,全身療法

アトピー性皮膚炎(atopic dermatitis:AD)は,強いそう痒を伴う湿疹病変を主徴とし,増悪と軽快を繰り返す慢性の炎症性皮膚疾患である¹⁾²⁾。AD患者では,強い痒みや睡眠障害,抑うつといった精神面への影響もみられ,患者の生活の質(quality of life:QOL)に大きく影響する¹⁾。ADは多因子疾患であり,遺伝的なバリア機能の脆弱性を背景に,種々の環境因子が複合的に関わって発症し,その病態形成にはさまざまな免疫細胞や炎症性サイトカインが複雑に関与している²⁾³⁾。 ADの薬物療法の基本は,ステロイド外用薬やタクロリムス外用薬,デルゴシチニブ外用薬といった抗炎症外用薬による炎症抑制と,保湿剤の外用によるバリア機能の改善である。そして,局所治療だけではコントロールできない場合には,シクロスポリンやデュピルマブといった全身治療薬が選択されることがある⁴⁾。 最近,全身療法の新しい選択肢として経口ヤヌスキナーゼ(Janus kinase:JAK)阻害薬のバリシチニブが登場した。バリシチニブは2020年12月に「既存治療で効果不十分なアトピー性皮膚炎」の効能および効果の追加が承認された⁵⁾。本稿では,バリシチニブについて,基礎的事項,臨床試験成績,実際の使用にあたって重要な最適使用推進ガイドラインについて概説する。さらに,最新の添付文書も熟読しなければならない。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
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