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特集 変形性関節症の病態・治療の最新知見
Ⅱ.各論(部位別)
変形性膝関節症 ③変形性膝関節症に対する細胞治療

掲載誌
Pharma Medica Vol.39 No.6 47-51, 2021
著者名
関矢 一郎
記事体裁
抄録 / 特集
疾患領域
骨・関節
診療科目
老年科 / 整形外科
媒体
Pharma Medica
Key Words
変形性関節症,細胞治療,滑膜,間葉系幹細胞

変形性膝関節症の進行を抑える治療薬の開発研究が世界中で行われているが,現状,変形性膝関節症の進行を抑制する治療薬(疾患修飾薬)としてコンセンサスが得られているものはない。このような薬剤開発が難しい理由の1つは,短期間で軟骨摩耗を検出するための高感度・高精度の定量評価方法がないことである¹⁾。その状況は細胞治療においても同様である。これまでに,変形性関節症患者の膝関節内に間葉系幹細胞を注射する臨床研究や治験が多数報告されているが,その多くは疼痛改善効果の記載にとどまる²⁾。関節軟骨が改善したことを示すものについても,その評価方法はMRIの2次元画像評価³⁾⁴⁾や,半自動3次元画像評価⁵⁾(関節軟骨領域を自動抽出後にマニュアル修正が必要となる)など客観性が十分に確保されたものではなかった。私たちは,基礎研究において滑膜由来の間葉系幹細胞(滑膜幹細胞)を関節注射することにより,軟骨摩耗を抑制できることを示し,その機序を明らかにした。さらに,MRIの関節軟骨領域を自動抽出して3次元画像を作成し,客観的に関節軟骨を定量するシステムを開発した。その上で,滑膜幹細胞を変形性関節症膝に関節注射し,MRIの3次元画像解析で評価する臨床研究を開始した。本稿では,私たちの変形性膝関節症に対する細胞治療の取り組みを紹介する。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
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