M-Reviewについて
掲載雑誌一覧
論文・記事
インタビュー
やぶ医者診断テスト
連載・その他
書籍販売サイトへ
学会
カレンダー
学会アイ
新刊アイ
学会
ウォッチ
リスト
ログイン
新規会員登録
掲載雑誌一覧
インタビュー
サイトアドバイザー
お知らせ
論文・記事
やぶ医者診断テスト
M-Reviewについて
よくある質問
お問い合わせ
Medical Scope
腎性貧血の発症機序と心不全への進展

掲載誌
Pharma Medica Vol.39 No.2 59-62, 2021
著者名
有里 哲哉 / 吉原 史樹
記事体裁
抄録 / 連載
疾患領域
循環器 / 腎臓
診療科目
腎臓内科 / 循環器内科
媒体
Pharma Medica

貧血は慢性腎臓病患者において高頻度に認められ,左室肥大,心不全,心血管疾患,死亡率に悪影響を及ぼす。腎性貧血の主な原因はエリスロポエチンの産生能低下であるが,絶対的・相対的鉄欠乏も大きく関与している。貧血が心不全を増悪させる主な病態として,循環血漿量の増加および末梢血管の拡張が心拍出の増加へつながり,高心拍出の持続により左室肥大,左室リモデリング,左室機能不全へと進展すると考えられている。心不全患者の貧血合併は予後不良因子であるが,低栄養,低アルブミン血症,cachexia,交感神経亢進,高炎症状態などの予後不良因子をもつことも多く,貧血は予後悪化因子であると同時に予後不良予測マーカーでもある点に留意が必要である。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

サイトアドバイザー一覧
会員規約
プライバシーポリシー
ソーシャルメディアポリシー
利用規約
運営会社
サイトマップ
© 2018-2025 Medical Review Co., Ltd.