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Medical Scope

高齢発症関節リウマチ患者の診療ポイント

松本 拓実杉原 毅彦

Pharma Medica Vol.38 No.2, 67-70, 2020

人口の高齢化とともに,高齢発症関節リウマチ患者の罹患率は増加している。高齢発症例は,若年発症例と比較し,大関節主体に急性発症し,発熱などの全身症状を伴うことも多く,ADL低下を伴いやすい。診断には,高齢者に頻度の多いリウマチ性疾患や,感染症,腫瘍随伴症候群などとの鑑別が必要である。初発時から高疾患活動性であることが多いが,合併症が多く若年者よりリスクが高いため,リスク・ベネフィットを勘案して,予後不良因子を有する場合は,MTXや生物学的製剤を中心とした治療を考慮する。合併症管理が重要で,特に感染症,骨粗鬆症・骨折,心血管疾患,サルコペニア,認知症に注意が必要である。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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