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特集 高齢者医療におけるポリファーマシー対策

ポリファーマシーの問題と原因

小島太郎

Pharma Medica Vol.36 No.7, 9-12, 2018

近年高齢患者におけるポリファーマシーが注目されるようになり,2016年4月の診療報酬改定では,薬物総合評価調整管理料が新設された。薬剤の見直しにより処方薬剤数が2剤以上減少した場合には250点加算が可能となったが,ポリファーマシーがなぜ起こるのか,何が問題となるのか,臨床医や薬剤師においても疑問が多い。高齢者におけるポリファーマシーの問題点について,本稿では概説する。
「KEY WORDS」ポリファーマシー,薬物有害事象,老年症候群,処方カスケード,服薬アドヒアランス

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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