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自己免疫性白斑の新しい病因論と治療

Pharma Medica Vol.36 No.4, 59-62, 2018

尋常性白斑は2011年度の国際色素細胞学会の会議で全身性の汎発型を単に白斑とし,分節型は従来通り分節型白斑,それ以外を未分類群とする病型分類の意見が出され,2012年に国際誌に報告された1)(図1)。汎発型の白斑ではメラノサイトに特異的な自己抗体,CD8陽性T細胞によるメラノサイト障害機序が知られているが,われわれはIL-17を産生するTh17細胞がケラチノサイトや線維芽細胞のサイトカインの誘導を介して,白斑の発症に大きな役割を果たしているという病因論を報告した2)(図2)。IL-17は炎症性サイトカインやケモカイン,好中球の遊走を行い,炎症を誘導するが,白斑病変部ではIL-17/トリプターゼ陽性の肥満細胞が増加し,脱顆粒率が高いことを見いだした3)
「KEY WORDS」白斑/Mast cell/ケモカイン/トリプターゼ

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抄録