現在,高齢者を想定した,睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome;SAS)の診断・治療に関する規定やガイドラインの確固としたものはないため,一般成人に対してのガイドラインを流用しているのが現状である。
2014年7月,米国睡眠学会(American Academy of Sleep Medicine;AASM)での睡眠ポリグラフ検査の判定ルールが改訂され,日本睡眠学会でも,睡眠や無呼吸などの判定において,表11)に掲げるAASMの判定ルールに準拠することが望ましいとされた。なお,2007年のver.1と2014年のver.2では,低呼吸の推奨基準と代替基準が入れ替わっている(持続時間に関して無呼吸と低呼吸の判定に若干変更がある)。
「KEY WORDS」睡眠呼吸障害, 閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS),持続陽圧呼吸(CPAP),歯科口腔内装具(OA)
2014年7月,米国睡眠学会(American Academy of Sleep Medicine;AASM)での睡眠ポリグラフ検査の判定ルールが改訂され,日本睡眠学会でも,睡眠や無呼吸などの判定において,表11)に掲げるAASMの判定ルールに準拠することが望ましいとされた。なお,2007年のver.1と2014年のver.2では,低呼吸の推奨基準と代替基準が入れ替わっている(持続時間に関して無呼吸と低呼吸の判定に若干変更がある)。
「KEY WORDS」睡眠呼吸障害, 閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS),持続陽圧呼吸(CPAP),歯科口腔内装具(OA)