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特集 糖尿病性腎症の克服を目指して~up to date~

特集にあたって

Introduction.

古家大祐

Pharma Medica Vol.34 No.6, 7, 2016

糖尿病性腎症は慢性腎臓病(chronic kidney disease;CKD)の主たる疾患であり,進行して腎不全となり新規に慢性透析療法に至る頻度も高く,慢性糸球体腎炎など他の腎疾患と比べても,1998年から第1位となっている。このような状況の背景には,糖尿病,特に2型糖尿病患者数の激増が一要因としてあり,International Diabetes Federationからの報告によると,この傾向は今後も続くと予想されている。さらに糖尿病患者は,健康成人と比較して心血管疾患の罹患率が有意に高いが,糖尿病性腎症を合併してその病期が進展するほど,心血管疾患の罹患率や死亡リスクが高まる。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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