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特集 インフルエンザ診療最前線

インフルエンザ様疾患罹患時の異常行動と使用薬剤

Association among abnormal behavior of influenza patients and administered drugs.

大日康史菅原民枝岡部信彦

Pharma Medica Vol.33 No.11, 37-40, 2015

「はじめに」2007年2月,インフルエンザに罹患した2人の中学生が相次いで高所から飛び降り,死亡事故があったために,合併症や既往歴などからハイリスク患者と判断される場合を除いて,オセルタミビルの十代患者への使用を差し控える旨の緊急安全性情報が2007年3月21日に出された1)。また,その後市場に登場したその他の抗インフルエンザウイルス薬についても,添付文書において,十代患者の使用に関して注意喚起がなされている2)-5)。さらに,厚生労働省は,2007年4月以降,インフルエンザの経過中には抗インフルエンザウイルス薬の使用の有無に関わらず,保護者は異常行動について注意するよう,注意喚起をしている6)。こうした対応は,毎年開催される厚生労働省薬事・食品衛生審議会(医薬品等安全対策部会安全対策調査会)で再検討され,今日に至るまで継続されている。
「KEY WORDS」インフルエンザ,異常行動,オセルタミビル,ノイラミニダーゼ阻害薬

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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