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特集 インフルエンザ診療最前線

重症インフルエンザ,そのメカニズムと診療 肺炎

Mechanism and treatment of severe influenza pneumonia.

原永修作

Pharma Medica Vol.33 No.11, 19-21, 2015

「はじめに」インフルエンザは毎年のように流行を繰り返す急性感染症であり,自然にまたは治療により軽快することが多いが,ウイルス,宿主,合併する細菌感染などの相互関与によって重症肺炎をはじめとした重篤な状態に陥ることがある1)。
「Ⅰ.インフルエンザ肺炎の分類」インフルエンザ肺炎は,①原発性(純)インフルエンザ肺炎,②インフルエンザ細菌混合性肺炎,③二次性細菌性肺炎の3つに分類される。その頻度は報告によって差はみられるものの,わが国では原発性インフルエンザ肺炎が27~29%,インフルエンザ混合性肺炎が38~41%,二次性細菌性肺炎が17~18%と報告されている2)3)。
「Ⅱ.重症化のメカニズム」インフルエンザ肺炎の重症化の要因としては,主にウイルスの病原性や宿主側の反応性,合併する細菌感染の要因があげられる(図)。
「KEY WORDS」重症インフルエンザ肺炎,宿主,細菌感染

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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