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特集 腸内細菌up to date:今まさに明らかになりつつある全身疾患への影響

腸内細菌と肝疾患

Intestinal microbiome in liver diseases.

高木章乃夫山本和秀

Pharma Medica Vol.33 No.10, 27-31, 2015

「はじめに」肝臓は門脈を介して腸管とつながっており,相互に影響しあっている。腸内細菌から放出されるさまざまな菌体外成分は,腸管粘膜を通り抜ければ容易に肝臓に達する。また,肝線維化に伴う門脈圧亢進は腸管の浮腫,血管拡張因子放出などを介して腸内環境・細菌叢コントロールに影響する(図)。近年,腸内細菌叢と肝病態の関連については多くの報告がなされているが,本稿では主に食習慣が発症・進展に関与する非アルコール性脂肪性肝疾患(non-alcoholic fatty liver disease;NAFLD)およびアルコール性肝障害(alcoholic liver disease;ALD)における腸管環境の変化について論ずる。
「KEY WORDS」非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD),アルコール性肝障害(ALD),TLR,LPS

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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