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野巫医のたわごと
(176)骨粗鬆症(1)

掲載誌
Pharma Medica Vol.33 No.1 100-101, 2015
著者名
前田貞亮
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 骨・関節
診療科目
一般内科 / 整形外科 / リウマチ科 / 産婦人科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科
媒体
Pharma Medica

年寄りが寝たきりになることは,介護の問題でなく死の問題である。超高齢社会のわが国で,これからの社会学として取り上げるべきなのは寝たきりになる高齢者の問題である。トップは脳血管障害,二番目には骨折という医学的問題でもある。2014年6月現在でわが国の65才以上の高齢者人口は3,212万人で,高齢化率は25%である。つまり高齢者にとって大切なことは,出来るだけ他人の世話にならず,他人に面倒を掛けずに元気で生活出来る,所謂健康寿命,高齢者問題はこれに尽きるのである。高齢者の寝たきりに直結する骨折の中で,死亡の相対リスクは大腿骨頸部(近位部)骨折で6%,脊椎椎体管骨折では8.4%と最も高くなっている。高齢者にとって脊椎障害(骨折)は後弯症を来し,前屈姿勢になる。これは脊椎そのものへの負担が増えるだけでなく,内蔵を圧迫する。重度の脊椎(柱)後弯は胸腔の容積を小さくする。そのため呼吸器や消化器,特に食道や胃の障害を引き起こす。これを予防するためには脊椎骨を強くすることと,それを支える背筋を萎縮させないことが重要である。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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