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特集 肺癌:最新の分子標的療法

遺伝子型と組織分類

Genotype-morphology correlation.

谷田部恭

Pharma Medica Vol.32 No.11, 9-14, 2014

「はじめに」現在の肺癌分類ということで教科書を紐解くと,ほとんどの場合組織学的な病理分類をあげている。腫瘍の形態は,その腫瘍の生物学的な特徴を反映するという仮説に基づき,肺癌以外の腫瘍で広く用いられている。一方で,分子生物学的な解析が発達するにつれて,形態学的な特徴には反映されない分子生物学的特徴も見いだされている。上皮成長因子受容体(epidermal growth factor receptor; EGFR)変異もその1つであり,腺癌に多いとされているが,扁平上皮癌でも検出されることがある。本稿では,現在の組織学的な分類を概説するとともに,遺伝子型(genotype)との関連について考察を加えたい。
「KEY WORDS」肺癌,遺伝子型,組織型,形態学,肺癌分類

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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