はじめに
近年,日本のうつ病患者数は100万を超え,その数が増加傾向にあることは厚生労働省が実施する3年ごとの調査を通して周知のところである。こうした状況で,2011年,厚生労働省は,癌,脳卒中,急性心筋梗塞,糖尿病のいわゆる「四大疾患」に精神疾患を加えて「五大疾患」として,地域医療の基本方針となる医療計画に盛り込み,2013年度から都道府県の医療計画に反映させる方針を打ち出した。
全文記事
うつ病をめぐる最近の話題
認知行動療法はどんな場合に適応になるか
掲載誌
Pharma Medica
Vol.30 No.3 25-29,
2012
著者名
堀越勝
記事体裁
特集
/
全文記事
疾患領域
精神疾患
診療科目
一般内科
/
老年科
/
心療内科
/
精神科
媒体
Pharma Medica
Key Words
認知行動療法(CBT)
/
うつ病
/
CBTの適応
/
精神療法
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。