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関節リウマチ治療の最前線;現状と展望
生物学的製剤の使い方 インフリキシマブ

掲載誌
Pharma Medica Vol.28 No.3 15-17, 2010
著者名
天野 宏一
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
膠原病・リウマチ性疾患疫 / 骨・関節
診療科目
一般内科 / 整形外科 / リウマチ科 / 老年科
媒体
Pharma Medica

「I. インフリキシマブとはどんな薬剤か?」インフリキシマブは, ヒトTNFαをマウスに免疫し, マウス由来の特異抗体のV領域の遺伝子とヒトIgG1κ鎖のC領域の遺伝子を連結し作成されたキメラ型モノクローナル抗体である. RAの病態にTNFαが深く関わっていることがわかり, それを阻害する薬剤の開発が進められ, 最初に開発されたのがインフリキシマブである1). 本剤は, 可溶性TNFα分子と特異的に結合し, TNFαの作用を障害(TNFα中和)するとともに, TNFα産生細胞表面に発現されている膜型TNFαとも結合し, 補体を介してTNFα産生細胞を傷害する(補体依存性細胞傷害作用). さらに膜型TNFαとの結合は, TNFα産生細胞のapoptosisも誘導する(reverse signaling)2). インフリキマブは1分子あたりマウス蛋白質を約25%含むため, 中和抗体(抗キメラ抗体:HACA)ができやすい. 特にRAで使用される3mg/kgの用量では約40%に出現するとされており, アレルギーや効果減弱の原因となる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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