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消化器疾患に対する内視鏡診療の進歩

断層像とその再構成 内視鏡を用いた断層診断法

木田光広宮澤志朗奥脇興介大岡正平山本創佐東丈仁池田弘子竹澤三代子荒木正雄菊地秀彦近藤一英渡辺摩也今泉弘坂口哲章西元寺克禮

Pharma Medica Vol.27 No.3, 35-40, 2009

「はじめに」 消化器疾患に対する断層診断法である超音波内視鏡(endoscopic ultrasonography;EUS)の発展には目覚ましいものがあり, 1980年Strohmがラジアル式EUSを, DiMagnoらがリニア式EUSを同時に報告した後, 当初の開発の目的であった胆膵系疾患の診断のみならず消化管疾患への適応の拡大をもたらした(表1)1). 1989, 1990年には細径超音波プローブが開発され, 消化管の小病変, 狭窄例に対する有用性と胆管, 膵管などに挿入して, 胆管癌の進展度, 遺残結石, 膵管内乳頭状粘液腫瘍(intraductal papillary mucinous tumor;IPMT)などの評価に用いる, いわゆる管腔内超音波検査(intraductal ultrasonography;IDUS)が派生したのである. さらに1992年には, Vilmannらが超音波内視鏡のガイド下に膵腫瘍の穿刺吸引細胞診(EUS guided fine needle aspiration cytology & biopsy;EUS-FNA)を2), 同年Grimmらが超音波内視鏡ガイド下の膵仮性嚢胞の治療を報告した3).

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