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血栓症治療の最新動向
特集にあたって

掲載誌
Pharma Medica Vol.27 No.1 2701-7, 2009
著者名
矢冨 裕
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
循環器 / 脳血管障害
診療科目
一般内科 / 循環器内科 / 心臓血管外科 / 呼吸器内科 / 脳神経外科 / 神経内科 / 血液内科 / 老年科
媒体
Pharma Medica

われわれの体には精緻な止血機構が備わっており, 外傷などで出血しても, 通常は, 主に血小板, 凝固蛋白質が関与して止血栓が形成され, 止血が達成される. これは, 長い生命の歴史の過程で進化してきた, きわめて重要な生体防御反応である. しかし, 今や, 人類は高齢化社会に突入し, ライフスタイルも食生活も変わり, これまでは生存に有利に作用してきたこの精緻な血栓形成機構が, その過剰な作用による血栓症の発症によりわれわれの生命を脅かすこととなった. 血栓症は, 大きく, 動脈血栓と静脈血栓に大別され, 前者には主に血小板が, 後者には主に凝固蛋白質が関わっている. 心筋梗塞, 脳梗塞などの動脈血栓症の現代医療における重要性は論を待たない. この両疾患を合計すると死亡原因のトップになり, また, その患者数は今後も増加傾向にあると考えられている. これらは, 部位の違いこそあれ, 臓器を灌流する血管の動脈硬化を基盤とする血栓性疾患であり, アテローム血栓症と包括的に捉えられるべきである.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
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