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眼と内科疾患

特集にあたって

坪田一男

Pharma Medica Vol.26 No.9, 7, 2008

眼と内科疾患に関連があることはいうまでもない. 糖尿病性網膜症は成人の失明原因の第2位を占める疾患だが, これは糖尿病の代表的な合併症の1つである. このような古典的な全身と眼との関係に加えて, 最近は予防医学という観点から“内科疾患と眼”の関係が注目されている. 従来は疾患が発症してから医療を行うのがスタンダードであり, 国民皆保険といわれる健康保険もいわば疾病保険であって, 健康な時に使える保険ではない. また, 眼底出血も心筋梗塞も, それぞれ独立した疾患であり, 患者も医師も別の疾患としてとらえていた(図). しかし, 眼底出血にも心筋梗塞にも, リスクとなるさまざまなファクターが存在する. たとえばその1つがメタボリックシンドロームである. 予防医学の観点からは, この共通するリスクへのアプローチが行われる. この図式において内科疾患と眼は, 当然ながら大きく結びついているのだ.

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