<< 一覧に戻る

生活習慣病としての高尿酸血症

動脈硬化と高尿酸血症

小竹英俊及川眞一

Pharma Medica Vol.25 No.1, 59-63, 2007

「はじめに」今まで数多くの疫学的調査において, 痛風, 高尿酸血症に心筋梗塞, 脳血管障害など血管障害に基づく合併症が高率に認められることが報告されており, 特に高血圧患者では, 血管障害予防のために高尿酸血症を治療することの有用性が示されている. しかしながら, 高尿酸血症は高脂血症, 高血圧, 耐糖能異常, 肥満などを合併しやすく, 昨今注目を集めているメタボリックシンドロームの病態の一部に過ぎないとの見方もあり, 心, 脳血管障害の独立した危険因子であるか否かの判断を難しくしている. こうしたなかで2002年に日本痛風, 核酸代謝学会から発表された『高尿酸血症, 痛風の治療ガイドライン』では明確な診断基準, 治療目標が設定されており, 動脈硬化性疾患発症予防の観点からも尿酸管理の重要性が提唱されている. 本稿では高尿酸血症と動脈硬化性疾患との関連についての現況を概説したい.

記事本文はM-Review会員のみお読みいただけます。

メールアドレス

パスワード

M-Review会員にご登録いただくと、会員限定コンテンツの閲覧やメールマガジンなど様々な情報サービスをご利用いただけます。

新規会員登録

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る