MD Cooperation 筋ジストロフィー診療における職種・施設間の連携
国立病院機構大阪刀根山医療センター
掲載誌
MD Frontier
Vol.2 No.2 39-42,
2022
著者名
松村 剛
記事体裁
連載
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抄録
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施設紹介
疾患領域
小児疾患
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神経疾患
診療科目
神経内科
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小児科
媒体
MD Frontier
国立病院機構大阪刀根山医療センターは大阪北部の豊中市にある.日本最初の結核療養所として1917年に開設されたが,1967年に筋ジストロフィー病棟が設立され,筋ジストロフィー診療が開始された.大阪国際空港(伊丹空港),中国縦貫自動車道豊中インターチェンジから1.5km以内,阪急宝塚線・大阪モノレール蛍池駅から徒歩8分と,交通の便に恵まれ(図1),近畿圏では筋疾患専門施設が少ないこともあり,大阪府下全域や近畿圏内から多数の筋ジストロフィー患者が受診しており,外来受診者は1,000名以上とわが国でも最大規模となっている.
筋ジストロフィーにおいては,根本的治療薬はまだないが,新規治療薬の開発が進みつつあり,一部が保険適用となってきている.変革期の筋ジストロフィー医療においては,集学的医療提供と地域連携に加え,治療法開発と医療レベル向上に向けた専門機関・アカデミア・行政・企業などとの連携が重要である.本稿では,これらに向けた当院の取り組みを紹介したい.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。