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DICを理解するためのLecture
Part1 DICと臨床検査 ⑦血栓性微小血管症(TMA)とDICの鑑別

掲載誌
Land-Mark in Thrombosis & Haemostasis No.2 67-70, 2022
著者名
久保 政之 / 松本 雅則
記事体裁
抄録 / 特集
疾患領域
血液
診療科目
血液内科
媒体
Land-Mark in Thrombosis & Haemostasis

播種性血管内凝固(disseminated intravascular coagulation;DIC)は,基礎疾患を背景として全身性に著明な凝固活性化を生じ,細小血管内に多発する微小血栓を認める¹⁾。一方,血栓性微小血管症(thrombotic microangiopathy;TMA)は,血小板減少,細血管障害性溶血性貧血,血小板血栓による臓器障害を3徴候とする症候群であり,全身の微小血管に血小板を主とした血栓を生じる²⁾。両者は病態が異なるものの,ともに血小板減少を認めるだけでなく,細小血管内の血栓によって臓器障害を生じるといった共通の特徴を有する。そのため,類似した症候や検査所見がみられ,時としてその鑑別が問題となる。近年では病態解析の進歩に伴い,とくにTMAにおいて疾患特異的な新規治療薬の開発や導入が進められており,両者を適切に鑑別し,診断することの重要性は以前にも増して高まっている。本稿ではDICとTMAについてその類似性および相違点をふまえ,病態から臨床・検査所見,診断について概説を行う。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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