Study Report
MG患者に関する調査 ~JAMG-R studyより~
掲載誌
MG Frontier
No.1 16-21,
2019
著者名
長根 百合子
記事体裁
抄録
疾患領域
神経疾患
診療科目
神経内科
媒体
MG Frontier
現在,国内の重症筋無力症(myasthenia gravis:MG)患者数は3万弱と推定されており,それほどまれな疾患ではないが,MG多数例の臨床情報を集積,解析することは単一施設のみでは不可能である。単一施設の情報からは正確な事実が見えない可能性もある。Japan MG Registry study(JAMG–R)研究会は,「多施設調査で得られる多数例の詳細な臨床情報を解析し,得られたデータに基づきMGの良質な治療を実現する」をコンセプトとし,これに賛同した意欲ある医師による有志の研究グループである。本稿では,JAMG–R発足の経緯,調査から得られた成果について紹介する。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。