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臨床 高リスク前立腺癌に対する小線源治療―TRIP試験を踏まえて―


掲載誌
ESPOIR Vol.7 No.2 19-23, 2024
著者名
萬 篤憲 / 酢谷 真也
記事体裁
抄録 / 連載
疾患領域
癌 / 泌尿器
診療科目
泌尿器科 / 放射線科
媒体
ESPOIR
Key Words
高リスク前立腺癌 / 小線源療法 / ホルモン療法 / 外照射 / 3者併用療法

高リスク前立腺癌に対する小線源治療の適応は拡大しており,外照射併用によって線量増加が可能となり,通常の外照射よりも良好な治療成績が期待できる。同時に重篤な有害事象に注意が必要であり,丁寧な小線源技術と外照射法を用いるべきである。2023年に日本から報告されたTRIP試験は小線源療法と外照射の併用に2つの異なる投与期間のホルモン療法(6ヵ月vs.30ヵ月)を追加し,その有効性と安全性を調べた第Ⅲ相比較試験である。結果,3者併用療法において30ヵ月のホルモン療法の投与が6ヵ月投与の効果を上回ることを証明できなかった。重篤な有害事象は2群で同等であったが,軽度の有害事象は長期群で明らかに長引いていた。ある一定の条件を満たした高リスク前立腺癌症例において質の高い放射線療法が提供された場合,3者併用療法による治療成績は既存の報告よりも良好であり,術後長期ホルモン療法によって期待できる成績向上幅は従来考えられていたよりも小さい可能性がある。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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