特集 各施設の感染症対策
2.小児科クリニックにおける感染症対策と対策が及ぼす影響
掲載誌
感染制御と予防衛生
Vol.8 No.1 10-16,
2024
著者名
橘 淳
記事体裁
抄録
/
特集
疾患領域
呼吸器
/
感染症
診療科目
呼吸器内科
/
小児科
媒体
感染制御と予防衛生
2020年1月に国内で新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019:COVID-19)の発生が確認されてから4年以上が過ぎた.COVID-19の流行,医療現場,とりわけ主として感染症患者や発熱者を診療する小児科診療所においては大きな影響が及んだ.また,これまでの感染症対策の見直しが行われ,より厳格な対策が行われるようになった.2023年5月にCOVID-19の感染症法上の位置づけが,2類感染症相当から5類感染症となったが,それにともない日本社会もコロナ禍以前の日常生活を取り戻している.診療所においてもCOVID-19に対する感染症対策は少しずつ緩和されていった.ここでは,当院(小児科クリニック)における通常の一般感染症への対策,コロナ禍での対策ならびに5類移行後の対策について,概要を述べるとともに,感染対策が小児や社会に及ぼす影響についても開業小児科医の立場から考えてみたい.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。