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特集 ポストコロナ時代における食品衛生対策・感染症対策
2.ノロウイルスワクチン

掲載誌
感染制御と予防衛生 Vol.7 No.1 62-66, 2023
著者名
片山 和彦
記事体裁
抄録 / 特集
疾患領域
感染症
診療科目
消化器内科 / 一般内科 / その他
媒体
感染制御と予防衛生

わが国のノロウイルス感染症患者は,推計年間100~300万人に上り,乳幼児から高齢者に至るまですべての年齢層に感染し,冬季に流行のピークを迎える.2019年末に発生し,世界的なパンデミックを引き起こし,現在も流行を続けている新型コロナウイルス(severe acute respiratory syndrome coronavirus:SARS-CoV-2)の感染制御・予防衛生対策の影響で,2020年~2023年8月までの3シーズンでは,ほとんど流行の認められなかったノロウイルス感染症だが,徐々に流行の兆しをみせ始めている.ノロウイルスの流行による先進諸国での経済的ダメージは大きく,抗ウイルス薬,ワクチンなどに対する要望は高く,ヒトに感染するノロウイルス(HuNoV)に対するワクチンの開発が切望されている.SARS-CoV-2の感染制御対策が最優先で進められるなか,HuNoVのワクチン開発は頓挫してしまったかのように思えるかもしれないが,実は複数の製薬メーカーが参入し,多様な剤型のHuNoVワクチン開発が進行しており,いくつかのワクチンでは臨床治験も順調に進んでおり,数年以内の実用化に期待がかかる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
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