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周産期型低ホスファターゼ症の鑑別診断:放射線学的展望

掲載誌
HPP Frontier No.3 42-43, 2020
著者名
室月 淳
記事体裁
抄録 / 連載
疾患領域
代謝・内分泌 / 消化器 / 腎臓 / 骨・関節 / 小児疾患
診療科目
小児科 / 整形外科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 腎臓内科 / 消化器内科
媒体
HPP Frontier

周産期型の低ホスファターゼ症(hypophosphatasia:HPP)は,生命を脅かす可能性があるまれな遺伝性代謝性骨疾患で,出生前または出産直後に認識することは難しい.臨床像が重複する骨系統疾患が多く,診断は困難である.本レビューは,周産期型HPPを他の骨系統疾患(例:骨形成不全症,屈曲肢異形成症,軟骨無発生症のいくつかのタイプ,軟骨低発生症,鎖骨頭蓋異形成症)と鑑別診断する上で,胎児および新生児画像検査法の役割に着目した.周産期型HPPはさまざまな画像所見を認め,長管骨の短縮,彎曲および屈曲のほか,細く骨化不十分な肋骨や透過性の骨幹端など,HPPの全症例にみられるわけでも特異的でもない特徴がある.しかし骨全体が骨化していないことは周産期重症型HPPに特徴的であり,この特徴を伴う他疾患はきわめて少ない.長管骨の屈曲,骨化不全のパターンおよび骨幹端の特徴など,ある種の特徴は,HPPと他の骨異形成を鑑別するのに有用である.HPPの出生前診断が可能となれば,出産前に集学的ケアチームを結成して準備することが可能になり,治療法を検討する時間も増える.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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