Residual cancer burden (RCB) は,術前薬物療法施行後の切除標本の病理学的検索によって残存腫瘍量の程度を大まかに測定するもので,予後不良症例を予測するノモグラムとして米国MD Anderson Cancer CenterのSymmansらによって提唱された1)。実際の測定は,①原発腫瘍床の最大径 (d₁) と直行腫瘍径 (d₂),②原発腫瘍床における浸潤癌の細胞密度 (finv),③転移リンパ節個数 (LN),および④リンパ節転移の最大径 (dmet),の4項目について行い,以下の式で算出する。dprim=√ ̄ ̄d₁d₂RCB係数=1.4×(finv dprim)0.17+[4×(1-0.75LN)×dmet]0.17
                用語解説
              
 Residual cancer burden
                  掲載誌
                
 
                  CANCER BOARD of the BREAST
                  Vol.6 No.1 67,
                  
                    2020
                  
 
                    著者名
                  
  
                          山岸 陽二
                        / 
                          津田 均
                        
 
                    記事体裁
                  
  
                          抄録
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                          用語解説
                        / 
                          連載
                        
 
                    疾患領域
                  
  
                          癌
                        
                    診療科目
                  
  
                          産婦人科
                        / 
                          腫瘍内科
                        
 
                    媒体
                  
 
                      CANCER BOARD of the BREAST
                    
 
          ※記事の内容は雑誌掲載時のものです。