トモシンセシス(tomosynthesis)は1回の断層撮影で任意の高さの裁断面を再構成する撮影技術である。その原理は1930年代にZiedses des Plantes1)により発表され,臨床医学へは1971年にMiller2)らにより報告された。その後,spiral CTの普及により断層撮影のニーズは途絶えていったが,FPD(flat panel detector)の登場により,トモシンセシスは低線量で高い分解能による高精細な断層像を提供できるデジタルトモシンセシスとして再び注目されるようになった。